2006/05/18 (Thu)
google:オタクは死んだ google:otaku is dead
という言葉はまだgoogleさんにはあまり出てこないらしい。しかし電車男のオープニングでダイコンフィルムとか、去年のエウレカセブンは、産業ロックならぬ「産業オタク」だったのかもしれない。 もう特撮や宇宙戦艦ヤマトとか最初のオタク世代は老後を考える時代で、オタクな事柄も、ロックのように、それなりに産業化していて、特に初期のような盛り上がり感はないものの、掘り出す楽しみや、コンスタントにそつない作品が生産されて、オタク的な話題や事柄も特に偏見もなく特化もされない普通の文化になってきたのかもしれないと思えてきました。
そんなこと思いつつ「涼宮ハルヒの憂鬱」というアニメをまとめてみた。
さかもとさんに教わった。 原作がライトノベルで、今のシーズン人気があるアニメだそうだ。
一話を見ると劇中劇なので、凄い不安になるんだけど、ヲタ狙いのアニメ内アニメかと心配になるんですが
このアニメ、萌えとか、ヲタク狙いのお約束で一見出来てそうで出来てない気がする。と思ったのは、現在見られる話以上のストーリーを読んだんですが
>ストーリー ネタバレしないように書けば、高校入学で主人公のキョンという男子の後ろに席を会わせた涼宮ハルヒが自己紹介で 「この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたらでてきなさい。以上。」と紹介する。 その後、SOS団という部活を、涼宮ハルヒ、キョン、そして即席メンバー、文芸部の眼鏡、ロリコンなメイド、謎の転校生で即席で結成される。そこから新しい世界が出来ていく。 実はその部活、キョン、以外は奇人変人ばかりで、彼らは、三年前、涼宮ハルヒに何が起きたか調べていたのでした。
エピソードを見ていて、はじめ、「時をかける少女」とか、水木しげるの「河原の三平」など、マレビトと普通の人が戯れる話かと思ったんですが、聖書のキリスト誕生で3賢者が現れるとか、受胎告知とか、そういうエピソードをなぞるように出来ている気がします。キリストは聖人と言っても生前は、ちょっと頭のおかしな大工の話だとは思いますし。 などなど、そういう話を引きつつも学園ドラマですよ。多分、筒井康隆のファンとか、すんなり入れそう。タランテーイノのファンもいけるかも?
あと作画が凄いというか、見え方の発明というよりかはテクノロジーの発達だなと思う。劇中の無闇な乳揺れとか、エンディングの機敏な動きは凄いなと思う。
wikipedia.org/wiki/涼宮ハルヒ 劇中でガリ勉宇宙人が読んでいる本のリスト (長門有希の100冊)
以下小説を少々読んだネタバレ
ちょっと温いなと思ったが、自分が中高生ぐらいだったり、シリーズ化で連載を思うと、この程度で良いかなと思ったり。
この話の大枠は、 涼宮ハルヒ・・・世界を作ったり壊したり出来るが自覚がない キョン・・・極普通の高校生。みんなが何者かそれなりに知っている。 長門有希・・・ガリ勉/宇宙人 朝比奈みくる・・・メイド/未来人 古泉一樹・・・謎の転校生/超能力者
の高校生活で出来ていて、涼宮ハルヒを色々な事情で宇宙人未来人超能力者が正体を明かさずに見守っていると 涼宮ハルヒにそのような能力が身に付いたのは、彼女が中一のころ、未来人(朝比奈みくる?)の手ほどきで、高校生のキョンがジョン・スミスとして偽り、彼女の前に姿を表したのがそもそもの切っ掛けで、涼宮ハルヒが理想の男性像としてジョン・スミスを追ってると ここで、キョンが告白すると世界が終わるので、それは出来ないと
涼宮ハルヒとキョンがくっつけば良いけど、くっつけないって話なんだなと あと、涼宮ハルヒは宇宙人・未来人・超能力者など特殊な人に夢見るけれど、凄く憧れるジョン・スミス(キョン)は普通の凡人ってところが捻れているね。 変人が超人に憧れるが、行き着く先は凡人という話じゃないかと
これの設定で話はある程度インフレしないし、学内行事や、色んな生徒や超人を、ストーリーに持ってくると幾らでも話が続くので、良くできてるなぁと思った。
平倉圭 さん、面識ない方で特にコンタクトもとったことないしblogコメント欄に書き込もうとしたけどなかったので、多分、僕の知人の知人で繋がるような気もしないでもない(ロングホーン!)ということで
「ポンピドゥーでやっているゴダール大レトロスプペクティヴのカタログ。Meetin' WA (Woody Allen)のDVDもついてきます。」
ゴダールとウッディ・アレンのMeetin' WAは、youtubeにある。 しかし、僕はフランス語が全く分からないので意味わかんね。
|