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yamauchinamu

news 2008/11/19 08:35:02

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2006/05/09 (Tue)

The Museum of Modern Art, New York: The History and the Collection
86年に出たMOMAのカタログ。599 pagesぐらいある
MOMAのカタログはこれが廃刊になってその後幾つか出ているようですが、これは持っていて損はないと思って古本で買った。

やっぱり基本的なところだけど、こういうのもあるのか、ああいうものあるかと、流石にマチスやピカソ良いもの持ってるねマチス「ピアノレッスン」とかピカソの「アヴィニオンの女達」もMOMAなんですね。

なんか70年代ぐらいまでにMOMAでコレクションされたものは多分、美術のメインストリームと言っても良いと思うんですが
そんなに知られて無さそうで面白そうな作品もあって

>Segal, George (1924-2000 American Pop Sculptor )
John Chamberlain Working. 1965-67.
パッと見こういう作品もあるのかと思ったのは、この作品で、ジョージ・シーガルが彫刻家のチェンバレン自身を型取りして、チェンバレンの彫刻と並べていると、名義がシーガルだけど共作ととっても良いんじゃないかと
アンソニー・カロのこれ(ジャッド風の台座に具象彫刻)とか
ハイム・スタインバックの初期とか塊魂の玉みたいな、いろんなオブジェクトがくっついた彫刻って気がする。シーガルの作品としてはベストの予感。
John Chamberlainは、あんまり日本で紹介されていないけど、結構重要な彫刻家だとは思います
知名度や価格評価ではチェンバレンよりシーガルの方が上の気がしますが、作品の面白さという意味ではチェンバレンのようが良くて、チェンバレンと協力することでシーガルの良い作品が出来たようには思う。
チェンバレンってよく知らないが人柄も凄い面白くて面白い人物だったような気がします。こういう作品やドナルドジャッドのマーファの展示物とか見てるとそう思うなぁ。


あと割とB級な話題


ロバート・スミッソンの「ミラー・ストリーム」。こういうスミッソン初期のちょっとした作品もコレクションしていて偉い。スミッソン自身は重要だけどこの作品は微妙。以前オオタファインアーツで同じような作品が来ていたので、多分いくつかあるはず
部屋の角に鏡を置いた有名な作品のシリーズではありません。台座の上にピラミッド状に鏡をかさねた物

マチュウとかサム・フランシスとか、昔の日本じゃ外タレ扱いでありがたがるけど実は結構B級なんじゃね?っておもうものも一応コレクションに入っていた。

ジャコメッティの「見えない彫刻」のドローイングがあるなぁ。この作品はロザリンド・クラウスの「ノーーモアプレイ」だったかで出てきます。
(確か以前このカタログで彫刻も見た気がしますが??)

ブライス・マーデンは最初フランク・ステラ同様にNYCでは神童扱いだったかも?とか
誰かのアシスタントとかしていたかもしれませんね。
ブライス・マーデンも良い作家だとは思います。

黒沢明や小津の映画のコレクションはわかる気がするけど、溝口健二の映画も載っていた。
溝口健二は日本でDVD化していなくて残念だけど(海外でDVD化してる)日本よりも海外の評価の方が高いかもしれませんね

僕も、最近は日本の近代絵画や20世紀以前のヨーロッパの美術に興味はありますが、基本的にはパリからNYCに流れる20世紀美術が好きなのでMOMAのカタログ見ると、やっぱり良いなぁって思うのでした。
このカタログそんな新しくてマイナーでクールな作品が多いわけでもないのですが、やっぱり良いですよ。むしろビートルズやビーチボーイズ、ストーンズを聞くような基本的な感じ。

普段全く考えないし、嫌だなぁって思うこと多いけど「アメリカって良いなぁ」って久々に思った。

この本は普通に手に入らないのですがアマゾンの中古とかネットの古本屋で探すと割と出てくるとは思います。

フランス国立視聴覚研究所(INA)がネット公開した番組10万本の衝撃
動くフーコーやロラン・バルドとか、マチスをみるゴダールとか、色々面白そうな映像がみられそうなんですが、何分フランス語がわからないのでインターフェスの意味がわからなかったり、喋ってるな動いているなと思う程度。

テレビシリーズ「プリズナーno6」がリメイクするらしい
そういう話題が出ては流れていますが。そういえばこういうcmが以前あったらしい。プリズナーをみてる人しか分からない気はしますが..

「楳図かずお Quid ? ソレハ何カ 私ハ何カ」樫村晴香

今すぐできる不思議体験

石原都知事を全面擁護するわけではないの…
石原都知事が「現代美術は無」仏メディアが批判



2006/05/06 (Sat)

釣れた釣れた
 

○○らしい

自分の興味あること関心あることやりたいことをどうやって説明するといいものか?考えた。
思いつくところ「○○らしい」という言い方が結構良いかなと、例えば、美術の話題、レリーフ問題(注1)レリーフは絵画「らしい」が同時に彫刻や建築の要素「らしい」、とか、洋画というものは日本の国内で見られる洋式「らしい」の絵画であるしかしその様式は海外にはない「らしい」(この話題、「洋画」を「洋食」など欧米風のものはなんでも置き換えられる)

そこでこの話題の進め方に自分で疑問が
誰かが誰かに「あなたは日本人"らしい"ですね」と言ったとする。
(そういう会話は普通にありそうだ、という想像でこの話題をすすめる)
その時、言われる側は、一般に日本人と見なされる人として
「らしい」と言われる側は言葉として、本物の、オリジナルの、ものではなく、それに似ているときに言われる。
日本人であるにもかかわらず日本人に似ているとすればより生粋の日本人は誰?って話になる。言葉のレトリックではあるけど、この話題、べつに日本人で無くても良い置き換えは自由(ex:「やまうちさんは、やまうちさんらしい」とか、「自分らしい」とか)

あと、「○○らしい△△」を考えるとき、そう物事を捕らえると色んな物に対して此処の物事が柔軟に読みとれる。
逆に、いろんなものを相対的に捕らえると結構危険だと思う事がある。例えば、ちょっと変わった人が居たとする、その人を面白い人らしいけど、ヘンな人らしいと言ってる分には良いが、あの人は○○の人(○○系、etc)と言い切ると、その人のことを考える柔軟性が失われてしまう。また例によって、この話は人の話ではなくても、事柄や物事にも置き換えは自由。

そんなこと考えつつ「らしい」という話題は面白いなと思うのです。そういうことに興味がある。


注1:
絵画のレリーフ問題は、美術の命題であり、今現在解消されたことは一度もない。
図像のイメージというものは、目の前の宙づりで正面に常にイメージされるものであるにはかかわらないとしても
建築的・彫刻敵に壁の一部だったり(簡単に言えば壁画)、キャンバスや印刷物にイメージが載っていたり、図像のイメージがみえるにしても常に絵の具の厚みや紙質やブラウン管など、何か物のメディウムを介さないとイメージを伝えることが出来ない。
それを解消するため、様々な媒体の絵画の見せ方や、絵画の見え方に様々な工夫が繰り返されことが絵画史と言い切ってもいいでしょう。絵画史には基本的にそのような問題をはらんでいます。





2006/05/01 (Mon)

Jean-Auguste-Dominique Ingres. Portrait of Mademoiselle Rivi鑽e. 1805
僕は、アングルはあんまりピンと来る方ではないけれど、この絵は何処か面白いように思う。何処か塗りが、ぬぺっとしていて妙な絵の質があり
この女の人の顔も、ひょっとして、誰か僕が会ったことのある誰かに似ているような気がするけど誰かわからない、何か動物に似ているようで、その動物が特定出来ない、このように一瞬ふと誰か何かに似ていると思わせてモデルが特定できず、結果的にそのモデルの人はその絵の人だ、と思える見方は凄く面白いと思うのです。
僕が凄く読みたい本ユルギス・バルトルシャイティスの「アベラシオン」の表紙にこの絵が出てくるのは、なんとなく、そのような理由のような気がします。
あとこの絵の人の顔が何処かモデリングとして嘘っぽい描き方にもかかわらず、そのような人がいた、かもしれないと思えるのは、案外服の描写が精密で、周辺をリアルにかきおこすことで、作品のポイントになるであろう素肌や顔が幾ら嘘くさくてもホントっぽく見せている気がします。
その他、背景。中央部で区切るように、雨雲のような森が迫っていて、絵の世界が室内から野外へ移り変わっていく印象もある。



鳥の巣の造形美 −鈴木まもるコレクションから− @武蔵野市立吉祥寺美術館
 鈴木まもるコレクションの鳥の巣が見られるとのことで、以前埼玉であった展示に足を運んだものの、鳥の巣の点数が少なく、今回、点数多めに鈴木まもるさんのコレクション展示があるとのことで、アフリカツリスガラの巣が、やっぱり凄い形をしているなと思いました、フカフカで二つ穴がある、一つは巣の入り口の小さい穴、一つはダミーの大きい穴
 あと、良く鳥さんがその巣に住んで落ちないなと思うものもあるし(多分、鳥さんは巣に鳥さんが入っても落ちない構造力学を知っているのでしょう)
 以前、講演会で聞いた話、庭先で息子の髪を散髪したら、その切った髪の毛も素材にして鳥さんが付近で自分の巣を建てたとか、それらしき巣も見受けられました。
 鈴木まもるは日本野鳥の会の方で絵本作家の方です。

「偽日記」の古谷さんの展示に行った。
以前川崎IBMでもみたのですが、前よりは良いと思うものもあったが、無理でも買いたいと思う興味がわかず、格好良い塗りのキメ(図像を感じつつも絵の具の塊だ、とか)を決めすぎても面白くないし(それが悪い形式主義になるから)、ちょっとガチャガチャヌルヌルした恥ずかしい塗り描きみたいのも合っても良いなぁとは直感的には思った。

木の枝を使って描いてるとなんとなく聞いていたが、マチスの釣り竿の筆ではなく、筆ぐらいの長さでヘラのように使うとのこと。
林か木か植物のイメージを描きたくて描かれてるそうで、特に品種がとか、この季節の数日のこの風景というものではなくて、絵を描いてから仕上がる時期に風景?を見た経験を絵にしていて、何か写真だとか品種だとかイメージを写すものではなく、念写のように出来る絵らしい。

しかし「見る」とか「見た」という経験が何かと思ったとき。
ぼんやり見るってこともあるし、虫眼鏡で近くによってみることもあるし、見たつもりで全く見てないこともあるし(その場に居たのに思い出せないとか)、あと一つのものを日々の移り変わりを観察することもあれば、一つのものをある瞬間に色んな角度や大きさで見る事もある、思い出して見るとか、
見るという経験が作品に集約されていて、そういうふうに出来た作品が複数あったと、。。
まず、どうやって見えてキャンバスに写し込まれているのか?案外曖昧のような、それで作品が増えると、何かが更に更に曖昧に散漫になるような???気もしないとも思った。

5月7日までのa-thingsにて

福音館書店|たくさんのふしぎ|本川先生の歌のコーナー|円柱なかま
福音館書店|たくさんのふしぎ|本川先生の歌のコーナー|円柱えかきうた
福音館書店|たくさんのふしぎは面白いです。毎月、福永信さんが美術のレヴィユーを書いたりしているようです。

卒論のテンプレート

石垣食品:MAKING OF DJ-TOMOKO(松島トモ子)
一度みたい!!

タッキー悲痛、エール…100円ラーメン店危機
>JR中央線西八王子駅前のラーメン店「満福亭」
未だあったのか!!

あおむしの手遊び歌

  キャベツのなかから、青虫でたよ         
  ニョキ、ニョキ父さん青虫
  キャベツのなかから青虫でたよ         
  ニョキ、ニョキ、母さん青虫            
  キャベツのなかから、青虫でたよ       
  ニョキ、ニョキ、兄さん青虫            
  キャベツのなかから青虫でたよ         
  ニョキ、ニョキ、姉さん青虫           
  キャベツのなかから青虫でたよ         
  ニョキ、ニョキ、赤ちゃん青虫         
  キャベツのなかから青虫でたよ         
  ニョキ、ニョキ、ニョキ、ニョキ、          
  ニョキ、ニョキ、ニョキ、ニョキ          
  ニョキ、ニョキ、
  ちょうちょになりました。

ロシアの重機

色覚異常 - Wikipedia
>色覚異常の著名人
ミルトン・エリクソン - 催眠療法家。色盲。
メアリー・キャセット、ターナー、ティツィアーノ、エドガー・ドガ、オノレ・ドーミエ、パブロ・ピカソ、ピサロ、レンブラント、シャルル・メリオン、キム・テイラー・リース、ルノワール 、ロートレック、高村智恵子

明暗や物質性を強調した人が多いなぁ

岡野雅行リンク集
岡野雅行 (会社社長)



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