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yamauchinamu

news 2008/11/19 08:35:02

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2006/04/07 (Fri)

単純に絵画の面白みって何ですか?って聞かれるとすれば
左官屋さんとペンキ屋さんと絵描きさんの見え方を行き来出来るってことなんだろうな。
左官屋さん、壁を壁として上手く立てる、綺麗な壁に見えるようにする。
ペンキ屋さん、綺麗に色を塗り分ける。
絵描きさん、面白い形や風景を考えて描くと
例えば抽象絵画とか壁みたいな絵を作ってるわけで
筆さばき一つとっても、描けば図像になるし、塗れば壁になる。
そういう単純な見え方の知覚の切り替わりが絵画だと思うんですが、なんか美術とか絵画の紹介文ってなんか、難しそうでないですか?
勿論、テクニックと知覚の話に、歴史って話題もはいるとややこしくなるのは当然だけど、もっと基本は単純な見え方の面白さって事柄だと思うのです。


一昔、日本語のインターネットのある世界で「テキストサイト」って言葉や「テキストサイト界隈」という言葉があった。何かリンク張り合ったり、オフ会で会ったりとかで仲良くなったりと、最近そういう文化がなくなったような感覚がある。いやそのような出来事は今も普通にあるが、「オフ会」って言葉を使って誰かにあったという話は聞かなくなったが、ネット経由で会ったとかそういう話は良く聞く。
そういう話題を誰かにしたら「web2.0の時代」みたいな話をされた。ソーシャルネットに、youtube、google、アマゾン、ajaxに、rssと、そういうのはあるのは聞いているし、それなりに使っている、それで「web2.0」と言われるとイマイチピンと来ない。しかし「テキストサイト」って文化は終わったんだなと思うと「web2.0」なのか?と思ったりもする。なんだかモダンの後のポストモダンの話みたいだ。


ウェブで拾った話題を幾つか

 かなまら祭に行ってから地域のお祭りについて調べた。一番気になったのは
ヘトマト(長崎・福江島1月16日)
・「すす」を体中に塗った青年たちによる、綱引き
・酒樽の上で新婦が羽つき
・巨人がはくような大きなゾウリをかついで、その辺の女の子を乗せて歩く
 などなど、幾つかの出来事を合わせたものらしく、また地元の人もその行事の由来は知らないでやっているらしい。重要無形民俗文化財(国指定)

 ここで例えばマルセル・デュシャンの行ったこと例えばレディ・メイドとか、そもそも当時の美術品のあり方を問うもので出てきて、現在は当時の美術館制度も変わってきていることもある、当時の彼の狙いは現在通用しなくなってきていることもあると、にもかかわらず、20世紀の偉大なアーティストってみたいなことも言われるし、なんだかわからないがナンセンスで面白いという人も結構いるんじゃないか?と思う。
それで例えば、今から二千年ぐらい先の世界で太平洋の何処かの島で、小便器をかついで暴れるお祭りが出来たとしても結構驚くに値しないというか、そもそもヘトマトの始まりはその様なものだったように思う。それが何故どのような意図で始まったか?よりも全く関係ない文脈で引き継がれると、その由来よりも、何故それが続いて来たのか?ということのほうが気になったりもします。
 本当機会があればこの「ヘトマト」と呼ばれる行事を思います。僕は実は九州に行った事が無く「ヘトマト」をなんとか切っ掛けに九州めぐりをできると楽しそうだなぁと思いました。「ラムネ温泉」とか「楳図かずおのお化け屋敷」とか「軍艦島」とか


頭が良いフリをする方法
頭が悪いふりと両方切り替えられると、頭がよく見えるかもですね。
馬鹿っぽく見られたいのに「馬鹿ですから」(又はその逆)とかって、結構話題の禁じ手だと思う。

youtubeで、エヴァンゲリオン全部
映画は無い

@nifty:デイリーポータル Z:単色弁当
久々に古賀さんの記事でとっても面白かった。

ミッキーマウスの著作権はいつ切れるのか??

nomart
>中原浩大展 ツバメ 2006.6.1-6.17
>中原浩大展 Print, Photo, Drawing 2006.5.20-5.27

僕が無知な高校生のだったころ、日本の美術も面白いなぁと思ったのは中原浩大でした。当時はあまり美術の事もよくしらなかったけど
今中原浩大の当時の作品をみて面白いかといえば結構微妙ですが、最近あんまり活動されていないのは残念です。確か去年か仙台メディアテークで展示はされていたようです。

内田樹の研究室 『お早よう』再見

ホテルを使ったカメラ・オブスキャラ

子供の名付け(命名)DQN度ランキング
>太郎(じょん)



2006/04/06 (Thu)

寺内貫太郎一家を最近少しづつ見ています
なんとなく見だしたのですが、凄く面白い

本当ヴァラエティな番組なんだなぁと
当時のみた人の話題を聞いて、子供がゲラゲラ笑えて大人がホロリとくるように出来ている。
確かに昔のお笑いと今のお笑いと違うところもあるし素直に笑えないこともあるが、落語のようにここはこのように笑うのだろうと想像しながら見ているところもあるような?

しかし、思ったより要素が多くて事柄がバラバラにならなくて感心する

小林亜星(石屋の棟梁)と西城秀樹(長男)のプロレス
妹キャラの浅田美代子(お手伝い)
樹木希林(祖母)のボケ→ジュリー!
梶芽衣子(娘)の足の怪我や交際相手の陰
左トン平達、石屋の従業員達の作業場での会話
篠ひろこの町の居酒屋での会話

ときに
番組の登場人物に突っ込み入れるテロップが斬新
終わりの方に浅田美代子が必ず唄う
「時間ですよ」など「寺内貫太郎一家」に関係ない登場人物が何か関係あるかのように登場する。
アドリブ

あと、生放送のときがあったとか、生放送でドラマができるというのは、ロケは使わない、そう広くない敷地のセットで物語が出来る。密室ドラマとまでいかなくてそういうことも出来た柔軟性がすごい。

茶の間という舞台を中心に、石切場、居酒屋、店頭、屋根上など複数の舞台裏があって、更に映像の編集方法がときに匠。

ときにふと出るディテールが凄い克明。
小林亜星が浅田美代子らにアンパンを振る舞うとき
「へその無い詰まったアンパンは珍しい」という当時はそうだったのかもしれない、気になって今ファミリーマートでアンパンを買うと”へその無い詰まったアンパン”は105円だった。
樹木希林が浅田美代子に、昔はお手伝いさんに、「お」「さん」も付けられることなく女中と呼ばれたと指摘する。女中という仕事に差別的に見られる事があったということ。



2006/04/03 (Mon)

 
 

かなまら祭
かなまら祭は川崎大師にある金山神社のお祭り。通称「ちんこ祭」。以前から、人間の性器を安産祈願などの本尊として祭った神社はあると全国に聞いていたものの、行けそうな地域と日程がつかめたので楽しみにしていった。
12時頃の到着時、すでにチンコの御輿が町内で練り歩いていて圧巻。また、一時的なイベントというよりは長いスパン続いているイベントなので妙な貫禄と地元の住民に親しまれてる感じがとても良い。色物のよそ者がやってきて派手なことして去っていくようなイベントや企画がとても貧相なことにも思えました。色物イベントして外人の観光客も意外と多かった。
あと目を引いたのはゲイやオカマの方による御輿など、性的に一般的とは言われない人達も好意的に参加され受け入れられてる様子がとても良いイベントだなぁと思いました。こういう風景見ると柔なジェンダー論が吹き飛びます。屋台や売店でも、チンコをかたどった飴や徳利やキーホルダーなど売られていました。毎年4月の第1日曜日にあるイベントとのこと。





 

蒲田七辻
maps.google.co.jp
蒲田にある日本最大の交差点、蒲田七辻に行ってきました。
七つの道が交差する交差点で、風景そのものよりも何故そのような道が、どのように出来たか?のほうが気になりました。
パリの凱旋門の周りは何差路?




昭和くらしの博物館
川崎の方に出向いたので以前から気になっていた、昭和くらしの博物館に行きました。元々小泉和子さんのお宅を修復して、当時の暮らしを再現した博物館。何処かで聞いて気になっていてサイトを見ると、監事:田中文男(関東のえらい大工の棟梁)というところでも気になっては居ました。
丁度最近、小津の「お早よう」を見直したところで、当時のロケ地からそう遠くないだろうところと想像しながら、映画の風景や当時の暮らしぶりのことを考えていました。

入場料は500円。博物館といっても小規模なので人によっては、退屈かもしれません。座敷でお茶やお菓子を頂いたりし、博物館の内容で500円と聞くと物足りないかもしれませんが、そういうくつろげる茶の間の喫茶店で500円のオーダーしたと思うと、これがどこぞの「カフェ」なんかより、大変良い印象に思えてきます。

僕は金沢の都市部の下町の育ちで、丁度小学校のころ訪ねたクラスメイトの家のような感じがあってなんとも落ち着けました。



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