2006/04/07 (Fri)
単純に絵画の面白みって何ですか?って聞かれるとすれば
左官屋さんとペンキ屋さんと絵描きさんの見え方を行き来出来るってことなんだろうな。
左官屋さん、壁を壁として上手く立てる、綺麗な壁に見えるようにする。
ペンキ屋さん、綺麗に色を塗り分ける。
絵描きさん、面白い形や風景を考えて描くと
例えば抽象絵画とか壁みたいな絵を作ってるわけで
筆さばき一つとっても、描けば図像になるし、塗れば壁になる。
そういう単純な見え方の知覚の切り替わりが絵画だと思うんですが、なんか美術とか絵画の紹介文ってなんか、難しそうでないですか?
勿論、テクニックと知覚の話に、歴史って話題もはいるとややこしくなるのは当然だけど、もっと基本は単純な見え方の面白さって事柄だと思うのです。
一昔、日本語のインターネットのある世界で「テキストサイト」って言葉や「テキストサイト界隈」という言葉があった。何かリンク張り合ったり、オフ会で会ったりとかで仲良くなったりと、最近そういう文化がなくなったような感覚がある。いやそのような出来事は今も普通にあるが、「オフ会」って言葉を使って誰かにあったという話は聞かなくなったが、ネット経由で会ったとかそういう話は良く聞く。
そういう話題を誰かにしたら「web2.0の時代」みたいな話をされた。ソーシャルネットに、youtube、google、アマゾン、ajaxに、rssと、そういうのはあるのは聞いているし、それなりに使っている、それで「web2.0」と言われるとイマイチピンと来ない。しかし「テキストサイト」って文化は終わったんだなと思うと「web2.0」なのか?と思ったりもする。なんだかモダンの後のポストモダンの話みたいだ。
ウェブで拾った話題を幾つか
かなまら祭に行ってから地域のお祭りについて調べた。一番気になったのは
ヘトマト(長崎・福江島1月16日)
・「すす」を体中に塗った青年たちによる、綱引き
・酒樽の上で新婦が羽つき
・巨人がはくような大きなゾウリをかついで、その辺の女の子を乗せて歩く
などなど、幾つかの出来事を合わせたものらしく、また地元の人もその行事の由来は知らないでやっているらしい。重要無形民俗文化財(国指定)
ここで例えばマルセル・デュシャンの行ったこと例えばレディ・メイドとか、そもそも当時の美術品のあり方を問うもので出てきて、現在は当時の美術館制度も変わってきていることもある、当時の彼の狙いは現在通用しなくなってきていることもあると、にもかかわらず、20世紀の偉大なアーティストってみたいなことも言われるし、なんだかわからないがナンセンスで面白いという人も結構いるんじゃないか?と思う。
それで例えば、今から二千年ぐらい先の世界で太平洋の何処かの島で、小便器をかついで暴れるお祭りが出来たとしても結構驚くに値しないというか、そもそもヘトマトの始まりはその様なものだったように思う。それが何故どのような意図で始まったか?よりも全く関係ない文脈で引き継がれると、その由来よりも、何故それが続いて来たのか?ということのほうが気になったりもします。
本当機会があればこの「ヘトマト」と呼ばれる行事を思います。僕は実は九州に行った事が無く「ヘトマト」をなんとか切っ掛けに九州めぐりをできると楽しそうだなぁと思いました。「ラムネ温泉」とか「楳図かずおのお化け屋敷」とか「軍艦島」とか
頭が良いフリをする方法 頭が悪いふりと両方切り替えられると、頭がよく見えるかもですね。
馬鹿っぽく見られたいのに「馬鹿ですから」(又はその逆)とかって、結構話題の禁じ手だと思う。
youtubeで、エヴァンゲリオン全部 映画は無い
@nifty:デイリーポータル Z:単色弁当 久々に古賀さんの記事でとっても面白かった。
ミッキーマウスの著作権はいつ切れるのか??
nomart >中原浩大展 ツバメ 2006.6.1-6.17
>中原浩大展 Print, Photo, Drawing 2006.5.20-5.27
僕が無知な高校生のだったころ、日本の美術も面白いなぁと思ったのは中原浩大でした。当時はあまり美術の事もよくしらなかったけど
今中原浩大の当時の作品をみて面白いかといえば結構微妙ですが、最近あんまり活動されていないのは残念です。確か去年か仙台メディアテークで展示はされていたようです。
内田樹の研究室 『お早よう』再見
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