2006/07/03 (Mon)
♪明日過去になった今日の今が奇跡♪
表象文化論学会一日目に行く 前回がまずまず面白かったのと、チェルフィッチュ、KATHYは名前は聞くけど見たことないのでどんな?もんかと
最初の講演がスライドなし翻訳なしの講演で、全く話題についていけず 浅田彰+松浦寿輝の話もいつもの雑談でそう拾う話題も無かったけど
「もっとも複雑な迷宮とは直線」という言葉をボルヘスが言ってるそうで、何の本の話かしらないけれど面白そうだなぁと思った。これはその対談の一部に出た話題だけど、メインで話された話題ではなかったです。
あとダンス講演で、桜井圭介+内野儀の話を聞いて、びっくりするほど退屈だった、フォーサイスやビナ・バァウシュは神で、日本のコンテンポラリーダンスは90年代に始まって、日本は暗い場所で、フォーサイスやビナ・バァウシュが再現できないリトルボーイのダンスが00年代登場し完成した。。。みたいいわれ方をしていたような?
まず、フォーサイスなどのバレエにしても、古典的なクラシックバレエからの展開を読んで、また別にクラシックバレエから、別の展開にどういうものがあるか気になるし、 コンテンポラリーなものを経由して古典的なものを再現するようなバレエの見方はあってもいいような気がする。 別に、なんとなく戦後の日本の舞台は、演劇とバレエとコメディ的なものや現代的な舞台装置(ハプニングとか映像とか、客席と舞台とか)が入り組んだもののような気がする 最近色々思うが、欧米の思想や発想に「追いつけ追い越せ」的なスタンスだとどうも常に引け目があるので「あれはあれこれはこれ」みたいに居るスタンスの方がポジティブでいい気がする。 そこで、たとえばフォーサイスなどのクオリティやコンテクストに一歩近づいたと一喜一憂するものではないなぁと思う。
チェルフィッチュは会社員のような男女が、冷房が寒くて冷えるとか、そういう会社の台所でたまたま話すような話題を、壊れたテープのように繰り返し、なんとなく話しながら出てしまいそうな身振り手振りをオーバーに繰り返されている、舞台効果で照明やBBMの音量が変わったり
KATHYは、三人の妙なコスプレをした3人が、一人ダンサー、2人はポン引きのように観客を引っ掛けて、自分たちと同じようなコスプレをさせて舞台に上げると なんだか、幼い頃見た、戦隊ショーみたいだった。
なんだか見たあと思ったのは、日本の古い地方のお祭り、たとえば「へまへと」とか、 イッセー尾形や初期の竹中直人の一人芸とか、今の演劇やバレエなど舞台劇のコンテクストで、どんな風に読むんだろうなぁ?とか、何か古典的なものでも、人の体の動きを競技や演劇としてでなく動かして見せる、動いているところを眺める文化は無かったのかな?と思う。
桜井圭介+内野儀の話題を聞いていて退屈だったのはその辺かと思った。 つまらないイベントだとは思わなかったけど、思ったより面白くなかった。
ロバート・A・ハインライン「夏への扉」読了
古典的なSFの名作だけど、結構面白かったな 1970年から冷凍催眠で2000年へ 2000年からタイムトラベルで1970年へ そして更に冷凍催眠で2000年へ
最初2000年についたところで、二度目に2000年に到着した自分の新聞記事を見かけなかったのに、一度目に2000年に行った自分が誰かに以前どこかで逢ったことがあるといわれたり。 一度見失った猫のピートを拾居なおして2000年に行くとか。 2000年からタイムとラベルで1970年へ到着したとき、到着した場所がヌーディスト村で未来か過去か何処なのか良く分からない到着の仕方とか その辺のデイテールが結構面白かった。
DVDをいくつか消化する うる星やつら(20)「みじめ! 愛とさすらいの母!?」 うる星やつらってDVDで全部出てるんですね。 以前、自分がぼんやり思えてるエピソードを話を話すと、ピロスエさんに薦められたのでみた。「ビューティフルドリーマー」の元になった話だそうだ。僕が思っていた話ではなかったけど、面白かった。 あと、アニメの作画は流石に80年代より今は丁寧になったんだなぁと思った。
「なま夏」 三島ゆたかさんが主役をしている。 三島さんは、僕が一番よく行くコンビニの店員さんで俳優をされていて、ある日、黒沢清の「アカルイミライ」凄いチョい役で出ているのを見かけて、いつものコンビニの方が俳優さんだと気づいて見ました。 「なま夏」は、スートカーの話の映画で、結構役柄や演技として、三島ゆたかさんは良かったと思う。
「バス男」 面白かった。
国立天文台でミザールの観測会に行って来た ミザールは北斗七星の一つの星で連星(一つの星の周りにもう一つついている) 北斗七星はおおぐま座の一部で、中国の呼び名で北斗七星で、西洋の見方では大熊座の一部ということらしい ミザールの小さい星が北斗の拳で言うところの死兆星らしい
天文台に行くと「天塾」という学生による天体講座を素人として聴いている。 本日は「宇宙地場の起源〜宇宙最大の謎に〜(花山秀和)」とのこと、 もう既に、自分が昔理科の教科書で読んだ事とは、書き変わることがあるらしく、昔の教科書で地球は巨大な磁石と聞いた気がしていたが、現在は地球は大きな電磁石で、地殻の中で地軸の周りを金属が対流し磁力と電力が発生しているということになっている様です。
保坂和志の「途方に暮れて、人生論」を買って読み出した。 何処が面白いか良くわからないけど、どことなくひかれる話題や文体で、テキストサイトにあるような文章感があるなと思っていたらwebでの連載をまとめたものらしい。
その内容を読みつつなんとなく僕が思うのは、 楽しい時間は短く感じて辛い時間は長く感じるという話がある。 この話とは別に、子供の一日は大人の一日より長いという話がある。 この話を纏めると、大人の一日は子供の一日より楽しくて短い、ということになりそうだけど、とてもそうとは言い切れず、その体感時間の謎をしっかり説明出来るとノーベル賞でも取れるだろうなと思った。
保坂和志は、読むべき人が何となく手に取り、グッと来る物書きで、手に取らない人は読めないけど読んだところでピンと来ない人のような気がします。しかし案外、どういう人が好んで読んでいるのか?案外想像がつきません
なんとなくプログラムの人の話題で聞く話 ajaxとか、なんとなくそんな気がするけど
幾つかの言語プログラムを同時に走らせて、各自のプログラムがぶつかり合わないで、走らせるって話題がなんとなくある気がします。 マルチ、って言い切って良いのか良くわからないし 各言語の最小公約数的に似たところを同時に走らす事なのか? 全く言語や文体ルールのようなものが各自のルールで読み書きするものの、各々がぶつからずスムーズに進むことなのか?
なんとなく多言語同時に走らせて応対が成立して、それぞれがぶつからない、そんなようなことを思うけど、そんな話題今のプログラムの世界であるかしらん?と
そこから僕が考えているのは美術のことです。
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VMという言語や.NETという実行環境があるそうです。
平櫛田中彫刻美術館に行った。 平櫛田中彫刻美術館は、以前、田中館という名前で10年ぐらい前からあったそうで、平櫛田中の住居跡地で出来た美術館。 最近、独立行政法人で、名前が変わったそうな 実は、そのニュースで、その美術館を知りました。 平櫛田中は、明治はじめに生まれて100年ぐらい生きた木彫がメインの彫刻家、 最近僕は、近代の木彫に興味があり、近代の日本の彫刻でブロンズや石膏など練り物の彫刻だと、有名どころだとロダンのコピーのようなものが多く、ロダンとか普通に今見ているとどうも面白くない、現代だとFRPを使ったものなど、どうもキッチュな博物館の作り物やフィギュア風に見えて面白くない(フィギュアや民芸の文化は文化で面白いと思いますが、フィギュア風の彫刻でアートというものにも今はあまりピンと来ません) そこで近代の木彫ですが、元々仏像彫刻やランマなどの装飾技術から近代的なマッス(塊)を感じるヴォリューム作りに視覚が変化するような折衷するようなところが面白いとは思う。 ここで、仏像彫刻やランマの様式が日本風で日本風+西洋風で面白いということでもなく、そもそもその日本風も中国などのの影響も受けているので、日本風と交わったから面白いということでもなく、そもそも日本風って何?って思いつつ、江戸ぐらいで完成した彫刻的な物の見方と、近代的な西洋の彫刻の交わるところ、明治近代の木彫が面白いと思うのです。
平櫛田中は妙に木彫で彩色されたものはあまり面白いとは思わなかったものの、木の素材の色を生かして、ノミの跡が残るような彫刻が幾つか面白かったと思う
あと最近思うのは、平櫛田中彫刻美術館だとか池袋の熊谷守一美術館とか、マチスの教会とか、こういう一人のアーティストに的を絞った美術館なりを作るというのが、アーティストの良い上がりのような気がします。例えばクリスティーズなど国際的なオークションで高値で落札とか、なんだっけ?日本でいうところの、金沢21世紀美術館やベネッセの直島とか話題性のある美術館にコレクションになるとかではなくて そういう意味で本当良くできたなと思うのは岡本太郎美術館、現在の需要や内容の割にやりすぎかな?と思うのは東山魁夷関係。ただ個人の美術館が出来た人に言えるのは、それに関わった誰かが長生きということ。
日本の近代の木彫で僕が興味あるのは、高村光太郎の「鯰」とか「さざえ」とか
平櫛田中自体の面白さは、全くつまらないとかは思わないし、今自分が見るべきな印象はあったけど、無茶苦茶優れているか?と言えば、やや微妙で、でもでも、美術館に行った事や作品を見た事は色々思う事が多かった。
子供がミニサッカーで、キックを決めるときに 「オッパイ」と叫んで蹴っていた。
オッパイという技か?キックがあるのか? ほくろのことをラブリーと呼べるなら、無闇にどうでも良いことをオッパイと呼びたいなぁ
たとえばコピーとか、 「ちょっと○○くん、これオッパイしておいてー」 「はい」とか
オッパイという技を考える
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