2007/01/25 (Thu)
「写真には写らない、美しさがあるから」 とブルーハーツは歌う。 現代美術や現代建築は写真に写る、美しさかもなぁと、ふと思った。
Alexander Calder / Le Cirque de Calder
Robert Smithson / Spiral Jetty
Vito Acconci / Pryings
Paul McCarthy / Sauce
Paul McCarthy / Painter
こういう映像は高校生のころ凄く見たかった、大学生の頃みた、今はそんな興味が沸かないのが正直なところだけど、良い作品だとは思う。 U B U W E B Film & Videoより
XENAKIS"ヘルマ"を弾く高橋悠冶
オマケ:高橋悠治 × 茂木健一郎.mp3 茂木健一郎ぬるい。
御岳美術館に行ってきた。 御岳美術館とは、たましん(多摩信用金庫)の所蔵品の美術館。 たまたま、たましんを通りがけにポスターで知った。 高村光太郎「手」が載っており ウェブには荻原守衛「女」が出てくる。荻原守衛「女」は切手にもなったりしていて、好きこのみは兎も角、日本美術のマスターピースの一つだろう。 現地に到着すると、社員寮のような、普通の郊外の家の形をした美術館で戸惑ったが、所蔵作品は割と正当な日本近代美術の作家の作品で、ドローイングや片手間的な作品でなく、それなりの作家のそれなりの質をもった作品を収蔵した美術館で、たとえば、ひろしま美術館、大原美術館、東京国立近代美術館で収蔵されても遜色ない作品が、点数が小ぶりながらある印象。 藤田嗣次、中村彝、岸田劉生、古賀春江、香月泰男と、展示してないようだったけど、熊谷守一も持ってるようで、基本的に収蔵品のみでやりくりしている美術館のようだ。 それに、たましんに縁ある誰?って感じの作家の作品も一緒に展示している。例えば、関頑亭とか、(関頑亭は美術史で聞く人というより、山口瞳の友人ドスト氏で聞く人だろう) そういうこと、ひっくるめて小ぶりながら良い美術館だなと思った。
偶々電車に乗っていて青梅駅付近に「夏への扉」と書かれた看板を見つけ 有名な小説のタイトルなのでなんだろうなぁ?と思って、帰りに途中下車で降りてよってみた。 建物が、古い日本家屋を洋風に改築したような喫茶店で、古物商みたいこともやってるみたいだし、置いてある漫画は萩尾望都とか大島弓子とか、お店のマスターを面長で眼鏡でヒゲと、絵に描いたような、今はあまり無くなった喫茶店に見えた。 おはようスパンクの情景描写や、杉真理の歌詞にも出てきそう。
ピラフ(スープ付)を注文した。 ピラフはソース味で海苔と紅生姜が乗った焼き飯だった。 スープは、醤油味のお吸い物だった。
偶々入ったお店だったけど、いろんな意味で面白かった。 帰ってホームページを調べると、ライブとかもやってる店のようで、、どんと、三上寛、知久寿焼、高田渡、遠藤ミチロウ..?!nnん?この店って、もしかして結構有名?
古本屋に、佐谷画廊の佐谷和彦「画廊のしごと」があったので買って読んでみる。 展示の流れや手配について箇条書きされている。
一、作家、作品の選定。 二、作家、画廊等との具体的な交渉(作品点数、期間、ギャランティ等)。 三、カタログ制作(テキストのライターの選定・交渉、作品の写真撮影、作品データの作成、「あとがき」原稿執筆)。 四、ポスターの制作。 五、案内状の制作。 六、作品の搬入(損害保険などの手続き)。 七、作品のフレーム、ケースの作成。 八、画廊での作品セッティング。 九、展覧会の広告・宣伝。 十、オープニング・パーティの準備。 十一、セールス活動 十二、展覧会終了後の搬出。 十三、売却作品の発送と代金回収。
と、具体的な箇条書きが出てきたときに、ああそうだなと思った物の、この箇条書きがもっと詳しくなったものが書かれた本を期待したけど、思ったほどではなかった。
あと、画廊のしごとで気になるのは、 顧客を増やすこと、展覧会の広告・宣伝 展示会場と倉庫そのものと在庫の管理、契約内容・契約例などなど
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