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yamauchinamu

news 2008/11/19 08:35:02

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2007/02/01 (Thu)

以前から中央線から見える建物で、屋上緑化の建物が気になっていて、いつか見に行こうと思っていた。
偶々、宮崎駿のことを調べていたらどういう建物かわかった。

草屋
ジブリの建物の一つだそうだ

山田達也という方の設計のようだ

こんな物件も出てきた「豚屋
東京たてもの園の前川國男邸みたいで格好良さそう。

愛知万博の「 サツキとメイの家」も関わってたようです

もしかしてジブリ美術館も関わってる?
なんかこう、藤森照信と宮崎駿が交差するところの若い建築家という印象がありますね。というか何故、宮崎駿は藤森照信に発注しなかったのか?やっぱり、ハヤオイズムが色々難しいのか?と思ったりした。

草屋は、以前から気になっていたので、判ってスッキリしたというのと、色々いわくがあるんだなぁと言うことと





アパレル業界がwebに手を出さない理由

日本の借金時計

小林耕平 x unlikewater 和光大でのイベント記録
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野々村文宏:たとえば個人のコレクター向けに、これを一本30万円とか60万円とかで売るように考えているのか。上映会場などで、大げさに言えばガードマンをつけて、知らない間にもコピーされないようにまで徹底管理するのか。それとも、じゃんじゃん焼き増ししてしまうのか。学生たちのビデオ作品でも、下地は放送素材とおぼしきものが多い。そういうものが制作編集の過程ですぐに流れてしまう。昔の音楽ライブのブートレッグ(海賊盤)みたいなもんですね。

小林耕平:自分の今の状態ですと、エディションいくつかつけて、普通の値段じゃなく、そこそこの値段。
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一般的じゃないけど、アートの画商が扱うDVDで、上映権込みで○十万単位で販売するDVDがある。上映権込みと言っても、youtubeなどには流していけない、後出しジャンケンみたいルールもある。
こういうアートの商売は多分近いうちに駄目になると思う。
DVD用に圧縮しない生データと、再生媒体、エディションと保証、上映権、複製の権利、全て込み込みで○十万ってのは未だわかるけど、無理だと思う。
音楽のDVDみたいに数千円とか、それなりに低コストで、プレス数や販売規模のでかさのバックボーンで収益が変わるしくみじゃないと、DVDって媒体は難しいなと思う。

そういえば、こういうDVDもあるね
國華DVD-ROM 第1期 ¥1,312,500



2007/01/26 (Fri)

雪の花―楳図かずお幻想ロマン
去年ぐらいから出ている楳図かずおの貸本時代からの復刻は、漫画の面白さと言うより歴史的な価値の側面が多く、全般的に短編なのに一冊3000-4000円と高価な物が多く、僕も今のところ全部揃えていないし読めていない。しかし絶対今後復刻が想像つかないものが多く買うなら今だろうなと思う。
「雪の花」って話は、帯に「漂流教室に先行するタイムトラベルの....」と文句はあるけれど、漂流教室じゃなくて、「イアラ」のプロトタイプみたいところがあると思う。
例えば「わたしは真悟」のプロトタイプが「ねがい」や「怪獣ギョー」とあるように、「イアラ」のプロトタイプが「雪の花」とおもう。それで結構面白い。
僕が、楳図かずおの漫画で好きなのは「わたしは真悟」と「イアラ」です。

ネタバレのあらすじ(以下の文字をなぞって読んでください)

一部
多分戦後の現代、彫刻家の結城という男は、加也に献身的に好かれていた。
結城は昔風の女の彫刻を彫れないと失敗作を増やしていた、作りつつも悩んでいて、雪男がでると噂の山に登ると小さな小屋をみつけて、掘り出す。すると、雪女のような女が現れモデルに彫刻を掘ると良い作品が出来た。彼女に名前を聞くと「雪...」と言われた。

二部
昔の時代、雪絵という娘が、求婚迫られるがそれが嫌で、山に登ると小さな小屋をみつけて、中で彫刻家の男に出会う。そして彼のモデルになる。彼に名前を聞くと「ゆき(結城)...」と言われた。その後、雪絵は彼が好きになり、彼の形見に失敗作を持ち帰り、許嫁と結婚したが、その「ゆき...」という男を忘れられず死んだ。
又、いつしか山小屋の場所から雪男がでるという噂が立つ

三部
再び現代、
年頃の令嬢レイ子が、先祖代々の彫刻を大事にしている。ある日、彼女が彫刻展にいくと、優秀賞の作品が、先祖代々の作品と非常に似ていると気づく。
結城は、自分の彫刻展でレイ子が、「雪...」と名乗った女性に見えてしょうがない。
二人は運命的な出会いを感じる。

加也は村を出ていき戻ることはなかった。

(おしまい)


※物語が反復しており、コマがコピーしたように同じ絵柄で、結城と雪絵の視線で台詞が出たりする。


南川史門「エジプト、貴婦人、丸と四角」展 【MISAKO & ROSEN】
を見てきた。チクテの中の人こと南川史門くん

MISAKO & ROSENのオーナーは小山登美夫ギャラリーに居た人が独立した方だそうだ。
小山登美夫ギャラリーの印象は僕なりにあるけど、中で働く人は別だと思っている。だけどよく知らない。
場所は、以前大塚にあったTAKA ISHIIがあった場所だそうだ。
TAKA ISHIIが大塚にあったとき、実は一度も行ったことがなかった。
展示の内容は、"ほどほど"でした。多分、"ほどほど"いうことが強みなのだろう。



藤森 照信「人類と建築の歴史」

一通り読んで面白かった。
わりと建築史入門としても、20世紀建築とか知った上でも読んで面白い本のような気がします。ページも少ないし読みやすい。

四大宗教が出てきて、それまでの原始宗教の対象がどう変わったか?というと、収穫や出産や太陽とかにまつわる物事に対する信仰から、神の物語への信仰の変化が、大きいとし

歴史の流れが、磨製石器が出来て四大文明が出来て四大宗教が出来て、いろんな歴史様式や文化が発展し膨らみ多様性を産んで、大航海時代を通して、産業革命・モダニズムとなると多様性って面でかなり多様性という面で少なくなったと
その歴史線の形が飴玉の形に似ていると>○<

案外、ああそうかと思ったのは、ミニマリズムとか、その辺の四〇年ぐらいの文化とか、ざっくり、四大宗教から原始宗教にまつわる様式の変化に逆行するような感覚があり
本文中、ストーンヘンジや、エジプトのオペリスク、諏訪大社の御柱や、巨石信仰など、各地にある同じような信仰のある物として書いていて、今そういうのをリチャード・セラとか、「物質の純粋性が...芸術を,,,」と言った話題とかと繋げて連想しやすい。

しかし、ロザリンド・クラウスが、「展開された場における彫刻」で、アースワークとストーンヘンジのようなものの違いを何か言ってなかったっけ?とか
森万里子が最近、あからさまにストーン・ヘンジみたいことをやってるよねとか

こういうときに、歴史が終わったとか、終わらないとか、言い出しても結構ナンセンスで、原始宗教から四大宗教の発展と言っても当時としても、結構長い間、歴史のぶれみたいのもがあったんだから、今は今の歴史のぶれを受け止めていれば、それでいいや、と思ったりもした。

あと直感的な物ですが、案外、建物の高層化とか東京タワーなどでかい建物に萌えるってのは、原始宗教のようなものかもね。



2007/01/25 (Thu)

「写真には写らない、美しさがあるから」
とブルーハーツは歌う。
現代美術や現代建築は写真に写る、美しさかもなぁと、ふと思った。



data="http://ubu.wfmu.org/video/flash/flvplayer.swf?file=Calder-Alexander_Le-cirque.flv&autostart=false">




Alexander Calder / Le Cirque de Calder

data="http://ubu.wfmu.org/video/flash/flvplayer.swf?file=Smithson-Robert_Spiral-Jetty-Excerpts-1970.flv&autostart=false">




Robert Smithson / Spiral Jetty

data="http://ubu.wfmu.org/video/flash/flvplayer.swf?file=Acconci-Vito_Pryings_1971.flv&autostart=false">




Vito Acconci / Pryings

data="http://ubu.wfmu.org/video/flash/flvplayer.swf?file=McCarthy-Paul_Sauce_1974.flv&autostart=false">




Paul McCarthy / Sauce

data="http://ubu.wfmu.org/video/flash/flvplayer.swf?file=McCarthy-Paul_Painter_1995.flv&autostart=false">




Paul McCarthy / Painter

こういう映像は高校生のころ凄く見たかった、大学生の頃みた、今はそんな興味が沸かないのが正直なところだけど、良い作品だとは思う。
U B U W E B Film & Videoより




XENAKIS"ヘルマ"を弾く高橋悠冶

オマケ:高橋悠治 × 茂木健一郎.mp3
茂木健一郎ぬるい。








御岳美術館に行ってきた。
御岳美術館とは、たましん(多摩信用金庫)の所蔵品の美術館。
たまたま、たましんを通りがけにポスターで知った。
高村光太郎「手」が載っており
ウェブには荻原守衛「女」が出てくる。荻原守衛「女」は切手にもなったりしていて、好きこのみは兎も角、日本美術のマスターピースの一つだろう。
現地に到着すると、社員寮のような、普通の郊外の家の形をした美術館で戸惑ったが、所蔵作品は割と正当な日本近代美術の作家の作品で、ドローイングや片手間的な作品でなく、それなりの作家のそれなりの質をもった作品を収蔵した美術館で、たとえば、ひろしま美術館、大原美術館、東京国立近代美術館で収蔵されても遜色ない作品が、点数が小ぶりながらある印象。
藤田嗣次、中村彝、岸田劉生、古賀春江、香月泰男と、展示してないようだったけど、熊谷守一も持ってるようで、基本的に収蔵品のみでやりくりしている美術館のようだ。
それに、たましんに縁ある誰?って感じの作家の作品も一緒に展示している。例えば、関頑亭とか、(関頑亭は美術史で聞く人というより、山口瞳の友人ドスト氏で聞く人だろう)
そういうこと、ひっくるめて小ぶりながら良い美術館だなと思った。



偶々電車に乗っていて青梅駅付近に「夏への」と書かれた看板を見つけ
有名な小説のタイトルなのでなんだろうなぁ?と思って、帰りに途中下車で降りてよってみた。
建物が、古い日本家屋を洋風に改築したような喫茶店で、古物商みたいこともやってるみたいだし、置いてある漫画は萩尾望都とか大島弓子とか、お店のマスターを面長で眼鏡でヒゲと、絵に描いたような、今はあまり無くなった喫茶店に見えた。
おはようスパンクの情景描写や、杉真理の歌詞にも出てきそう。

ピラフ(スープ付)を注文した。
ピラフはソース味で海苔と紅生姜が乗った焼き飯だった。
スープは、醤油味のお吸い物だった。

偶々入ったお店だったけど、いろんな意味で面白かった。
帰ってホームページを調べると、ライブとかもやってる店のようで、、どんと、三上寛、知久寿焼、高田渡、遠藤ミチロウ..?!nnん?この店って、もしかして結構有名?




古本屋に、佐谷画廊の佐谷和彦「画廊のしごと」があったので買って読んでみる。
展示の流れや手配について箇条書きされている。

一、作家、作品の選定。
二、作家、画廊等との具体的な交渉(作品点数、期間、ギャランティ等)。
三、カタログ制作(テキストのライターの選定・交渉、作品の写真撮影、作品データの作成、「あとがき」原稿執筆)。
四、ポスターの制作。
五、案内状の制作。
六、作品の搬入(損害保険などの手続き)。
七、作品のフレーム、ケースの作成。
八、画廊での作品セッティング。
九、展覧会の広告・宣伝。
十、オープニング・パーティの準備。
十一、セールス活動
十二、展覧会終了後の搬出。
十三、売却作品の発送と代金回収。

と、具体的な箇条書きが出てきたときに、ああそうだなと思った物の、この箇条書きがもっと詳しくなったものが書かれた本を期待したけど、思ったほどではなかった。

あと、画廊のしごとで気になるのは、
顧客を増やすこと、展覧会の広告・宣伝
展示会場と倉庫そのものと在庫の管理、契約内容・契約例などなど


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いままでのまとめ

井の頭公園バラバラ殺人事件再考
今和次郎「井の頭公園自殺場所分布図」

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