土日は祖父の不幸でトンボ帰りで金沢に行きました。
葬儀場で、寿司が用意されてますよと聞き、「金沢、寿司、魚旨い」とワクワク
想像しましたが、勿論精進料理で、いなり寿司とか、海苔巻で少し、がっくしし
ました。
僕の祖父は俳句を読んでいて、町内で俳句会を作ったり、自費出版で本を出して
たり(出た当時、僕は高校生で当時の担任が古文の担当で、偶々職員室で呼び出
し喰らったときに、その先生の机の上に、その本を見かけた時はビビリました。)
彼の活動は、そんなに広い世界でもなかったと思うのですが、もしも、ウェブと
かに触れてれば、少しはこう手間がかからずなんとかなることもあったかもな?っ
て思ったりしました。他に、僕もこれまでやったこと、やりたいことの規模を考
えても、そんな凄い大きいことしたいーとも思わないし、そうゆう小さいところ
からしか、することしか出来ないし、その小さいことでもそれなりの密度があれ
ば、不特定の誰かも興味もって広がっていくこともあるのかな、と思いました。
葬儀にて彼の俳句が幾つか読まれていて
>大晦日 人の歩幅 皆同じ
とゆう句を聞いてそうなのか、そうだよな、って思いました。
その他気になったこと
葬儀場のあの形式がどうもニガテだ、僕がいつか葬式をする又は自分の葬儀の機
会があったとしたら自宅でやるほうがいいなぁとか思いました。
葬儀で句を読むのは良かった。葬儀をアレンジするって意味で
仏様を焼いて骨壷に入らない骨はどうなるの?
南無阿弥陀のハモリは意外と音楽的に面白かった。
綺麗なホテルの中のようなところに再現される、葬式の会場セッティングは、ど
うもチープに見えすぎます。ホワイトキューブの展示会場にアジアのアーティス
トの作品を展示する時と同じようにチープにみせることと同じです、あれは面白
くないでえすね。なんか畳でも体育館でもどんな場所でも、ちょっと工夫して手
のこんだステキなセッティングが、それをより良く見せる気がします、かといっ
て昔の形式にもこだわることもないと思います。
R.I.P.