オザケン新譜買いました。結論としては肯定的にきけないんです。曲や歌詞が切ないとかじゃないんですが、聞いてる自分がなんか切ないっーか？うーん、オザケン的な物事？って言ってしまうのもナニですし、「オザケン」って言う病なんですか？何か過去の物事に引きずられる何かがあって、そこから僕自身抜け出したいのだけど何か抜け出せなくて、今オザケンが行こうとする方向分からなくないんだけど、何か自分の向き合いたい方向と何かズレをてて、、、、例えば昔「渋谷系」なものがあって、その延長上にあるだろう聞き方にある音楽、娘。でも、中目黒系でもなんでもいいのだけど、その方向に僕が直進したいか？って言われれば、そうだ！とも言い切れないなにかを感じてしまう。多少ならずとも、「渋谷系」なレアモノ思考ってことに全く関わらなかったといえば嘘だけど、何かもうそんな、ディテールの戯れのような物事にどっぷりと浸かりたいって気分は全然ない、とは思うものの、そこから全く抜け出せられない自分も居て、って気分がどうももどかしさを、感じてしまう。
多分今のオザケンを聞いてるある年代のあるグループは一見音楽を聴いてるようでいて、何か見える何かをかなりクリアな像として見えてるんじゃないか？って思ったりした。

>要するに私は、「昔いろいろ面
>白いことを教えてくれたお兄さん」
>と茶番を共有できなくなっちゃっ
>たことが悲しいのね。
Beltorchiccaではこのように書かれてて、確かにその気分は良く感じるけど、なんだろ個人的にも「いろいろ面白いことを教えてくれたお兄さん」は僕にも居たんだけど、そんな人今どうしてるかなって思ったら結婚されて子持ちで自分のやることやるぞー。って感じで、そんなものかなって思いつつ、気が付いたら。自分が色々教わりたいのだけど、「いろいろ面白いことを教えてくれたお兄さん」に自分がなってて、何か教えたほうが良いのかな？って思うこともある。でも、こう、なんですか？なーんか、オザケン昔より遠ーい感じがして...。自分達のこと自分達でやれってこと、なんだけど、なんかちょっと自信ないっていうかなんて言うか???
あーシドロモドロ何時もより、より回りくどくて、読みにくい文章でごめんなさーい。

PS.Beltorchiccaからのリンクで、ロック少年リハビリ日記を読んでいたら、
アドルノ＆ベンヤミン＝オザケン＆コーネリアスの例えで、アドルノは読んだことないけど、ベンヤミン＝コーネリアスは納得、でもあんまりその手の傾向興味ないかもなぁ。と思った。って事と、矢作俊彦にとっての横浜だとか？、「渋谷系」にとっての渋谷とか？ある地域がある文化圏を作ってるってことはもう今後はない気がします。それはそれで良い面もあるけど、悪い面もなるなぁと思いました。
（2002/03/13）