佐々木正人『知覚は終わらない　アフォーリズムへの招待』（青土社）読んでみる。理系的な理解で、本当に些細な出来事を調査して展開して解答する方向へ考えて見ることが面白い。例えば赤ちゃんの食事を定期的にビデオで記録して何から何を食べていくか？例えば「御飯→御飯→御飯→魚→魚→魚→魚→味噌汁」から「御飯→魚→味噌汁→御飯→味噌汁→御飯→魚」等食べ方が複雑な運動になる変化など、起こる場合、赤ちゃんという触媒に食べ物って物質を与えると食べ方が複雑になる反応が起きた、その反応は何故起こったか？って考えてみる等、答えの導き方が新鮮。僕は調べて考えることで、宝島VOW!から入って赤瀬川源平のトマソンへそして今和二郎（元祖トマソン）と興味は持ったけどそこから延長する考え方として宝島VOW!又はそれをより外したものは面白くないと今は思う。そんなときアフォーリズムって考え方にであって新鮮！
そういえば大学のころ寺田さんが東大のワークショップで多分アフォーリズム関係のなにかあったとか聞いたり、南川くんがアフォーリズム面白いとかしばらく前に言ってた気がするけど今さら読んでる俺。（2000/11/19）