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yamauchinamu

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初コミケ

Last Update : 2003/02/03

初コミケの感想は、凄い一口にコミケと言っても色々ジャンルがあって、鉄ヲタ
ブースや、特撮ブース、評論ブース、音楽ブース、コスプレブース等など色々あっ
て勿論全部興味ないし、疲れて全部回れませんでした。
個人的には音楽ブースと、マシンデヴァイス系のブースが色々と楽しめました。
あと僕はあんまり今までコミケに関係ないだろうって思ってきたのですが、人の
よく見るウェブの方々が「○○ブースでやってまーす」とか書いてあって気になっ
て幾つかそうゆうブース回ったのですがウェブを見ることと同じようにその方達
のブースに抵抗感がありませんでした。
結局コミケに行っても見たいところが8つぐらいしかなくて、ちゃんと効率よく
回るには部厚いパンフよまないといけないのかな?と思う反面、それは凄く面倒
だとも思います。
僕が中学生の頃、今よりもずっと美術に興味があって美術部にいたのですが、当
時そうゆうスタンスはかなりの少数派で、美術部とゆう名のアニメ部だったと思
います。そのほかの部員さんが「サムライトルーパー」とか「Zガンダム」とか
のヤオイ本とかで喜んでいるのを見ていて、なんとなくアニメや漫画は嫌いじゃ
なかったけどそうゆう人たちは嫌だなって思って、少しそうゆう世界を避けて来
た気がします、でもちょっと僕でも関心持てる接点があればその世界で興味持て
ることもあったのじゃないか?と思いました。

コスプレは、僕もウェブでたまに幾つかそのモチーフになる絵を見て上手いなと
か、エロいなぁと素直に思いますが、実際にそうゆう格好は露出が多くてもキッ
チュに見えて、すごくエロみえるはずなのにエロくみえないことが面白かったで
す。

出展される人々は、若い方も居て初めから、製作する動機が(コミケ等で)見せ
たいってゆうものがあって、上手くいけばそれが誰がとゆう訳もなく、評価が出
来て市場も広がる仕組みが出来ていますよね、多分。それは良いと思う。
美術の世界だと、批評の誰々さんの評価が!とか、コレクターの誰々さんが動
いて動くって話も多く、日本人の若い方でそうゆう評価を求めて留学してとか、
短い期間に色んな学校をまわったりって話もある。出来る余裕がればいいのです
が、何かプレゼン前提で製作は次ってスタンスは馬鹿げた話だと思える。
また僕とか高校生の頃油絵で人物とか描いていて、「今日は黄金比率の構図で
やるぞ」とか色々目的意識もってやってみて、そんな実践的に展覧会をしてどう
の?ってヴィジョンも無かったので、ある程度人に見せる見せ方やその方法のヴィ
ジョンが当時分からなかったのですが、システムがある分コミケでやろうとする
と時見えてるのは良いなと思いました。
美術だとそうゆうこと今でもハッキリ何が良いか分からないし、貸しギャラリー
なんて凄いリスキーだし、なんだか大学生になったころでも良くわからなく、適
当にコンペに出しまくって落ちてました。最近は、今まで多少でも何か形になった
物事が雪だるま式に少し出来だした気はしますが、それが良いのだか悪いのだか
の判断もちゃんと出来ません。

「GEISAI」は僕の知人に出品する方もいますし、そうゆう方は罵倒したい気持ちも無く、むしろがんばって欲
しいと思います。しかし僕がコミケに比べその企画で気になるのは、審査員が何
か居て、格付けするってブルジョア的とゆうか権威的な発想が鼻につきます。

僕はなんだかんだと普段気にしてなくてもアートな世界の人と関わってていて、
アートな世界と比べて色々考えてしまうなぁ