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yamauchinamu

news / data:2005/10/20 (Thu)

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2005/10/20 (Thu)

三鷹・国立天文台の特別公開に行った
僕の天体知識は中学レベルで、かいつまんで色々ちょっと知ってる程度のことが多い基本的に

・今度あげる月の探査衛星の研究してる人の話
月に衛星から三種類の違う信号を電波か何かであてて帰ってくる信号の誤差で月の地殻を調べているとの事、目的は月の構造を調べて月が昔、地球の一部が剥がれたものか?独立した惑星だったのか調べるもの。月の模様にはぶつかったクレーターだけでなく、火山が噴火したような痕があるとのこと
あと日本での宇宙研究は基本的に殆ど税金を資金にした純粋研究で、その研究の成果が民間に還元されたとしても、ナビや将来的な旅行資源や物質資源探索などで、成果の情報売買もそう起きない。資金源も民間企業から獲る発想は日本には殆ど無い(アメリカなどある国もある)

・ハワイにある国立天文台すばる望遠鏡と交信出来る部屋の人の話
現在の技術では宇宙観測は光を探知して観測する光学的なものが主。赤外線・電波・音波など他の信号で読みとる技術はあまりなく、未だに天候に観測が左右されやすい。

・古い巨大な望遠鏡の建築
ドーム部分は木造が主。 アインシュタイン塔は不明多分木造。

・自分の誕生日の太陽の黒点
当時の天候の問題で記録無し

富阪幸治さんの話
この人全く知らない人だけど少し話を途中から聞いた程度で凄く面白かった。色々気になっていた事柄を質問する
Q.「ひも宇宙論」とは何か?
A.一般的に量子力学の学者で提唱するひとは多いけど、まだ、証明はされていない。宇宙の誕生にヒモのような細長いものがクネクネしてるうちに何か形があるものが出来たり膨張したりしたという話。またその理論が証明されたとしたら現在の宇宙も(10次元などの外の世界からみると)ヒモのような形をしていると考えられるとのこと
Q.三次元以外の空間はあるのか?
A.四次元があるとすれば、三次元+時間で、知覚出来ないが身の周りにクネクネとペラペラとコロコロと歪んでいるかもしれない。もしも普通に人間が住んでいる世界や空間から、そちらの方にエネルギーが流れることが調べられればあるとうことになる(かまいたち?神隠し?)
※僕の隣の人が「マルチバース理論」について質問してた。「マルチバース理論」が何かサッパリ知らなかったので全く分からなかった、なんか面白そう。
マルチバースの考え方によれば,さまざまな宇宙が互いにコミュニケーションをとることはできません。因果関係をもつことができるならば,それは同じ宇宙と考えられるからです。通常の理論では宇宙どうしは関連性をつくれないことになります。
ただし,量子論的なトンネル効果を通じたコミュニケーションは可能かもしれません。その際に意味のある情報がどこまで伝わるのか,という問題は残りますが……。
これはサイエンスとしては非常に危うい。観測できないことを規定しているだけなので,科学の定義には反します。しかし,今日の宇宙理論の流れからすると,どうしてもこのマルチバースについて言及せざるを得ないといえます。」

「ひも宇宙」は、例えばイームズのパワー・オブ・テンではないけど、何処か小さい、圧縮された宇宙のはじまりと、全体や終わりが、何かしら似た形態や理論のもとに拡張・縮小・圧縮・解凍されて、はじまって終わるってことがイメージしやすい。
また普通に考えて、宇宙スゴイデカイヒロイだけど、そんな宇宙もある視点から立つと、シャーペンの線よりももっともっと細くみえることもあるかもしれない。とか。宇宙"ひも"からできて、宇宙全体も"ひも"になってるって話。

「マルチバース」理論は、原子の粒子の揺れ方で同じ素材でも幾つか違う物質ができるなら、違う世界違う宇宙が同時にあっても可笑しくない。それら別世界は永久に観測出来ないが、その世界を調べることで、現在の見える宇宙の姿を観測しようとする発想。この話聞いてて思うのは、ブルトンのシュールレアリズムや、パラレルワールドの物語、黄泉の話、などなど思い起こす。ユニバースに対するマルチバース。

こんな「ひも宇宙」や「マルチバース」理論は実際には検証されてないものの宇宙論の世界で、真面目に交わせる話題と聞くと結構嬉しい。勿論一夜漬けの知識で僕が都合良く面白可笑しく読んでいるけど、そういうのはいいなぁって思う。



その他聞いた話、ホワイトホール(EX:キン肉マン)という言葉は宇宙の学術用語にはない。
アインシュタインの相対性理論は、論理的に証明されても物質的に証明されていない。
カミオカンデのような再利用で作られた実験施設はあまりない。



エヴェレットの多世界解釈 - Wikipedia
シュレーディンガーの猫
「石川ってうんこするの?」「トイレの扉を開けるまで確定しないよ派」
ブライアン・グリーン「エレガントな宇宙」
>相対性理論と量子力学。現代物理学の柱とも言えるこの二つの理論が、実は両立しないということ
小沢健二「天気読み」
二重スリット実験
シュレディンガー音頭


  
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