2005/09/27 (Tue)
一説によると、この宇宙がなんのためにあるのか、またなぜここにあるのか、それをだれかが正確に突き止めてしまったら、宇宙はたちまち消え失せて、いまよりもっと変てこでわけのわからないものに変わってしまうという。
また一説によると、それはもうすでに起こってしまったともいう。
------------------------------------------------------------ この一説、は「銀河ヒッチハイク・ガイド」 の続編「宇宙の果てのレストラン」の冒頭です。結構ガーンと来たので転写しました。「銀河ヒッチハイク・ガイド」についてはwikipediaなどで、
「銀河ヒッチハイク・ガイド」全体のエピソードとして、銀河帝国大統領ザフォド・ビーブルブロックスが過去に何かの理由で自分の過去の記憶を消し、大統領になったり宇宙船を盗んだりしながら「人生、宇宙、すべての答え」を探してるそうだ。
先の一説から想像するに、「人生、宇宙、すべての答え」が正確に突き止めてしまったら、「宇宙はたちまち消え失せて、いまよりもっと変てこでわけのわからないものに変わ」り、自分も世界も変わってしまい、調べた意味が無くなる、どうにか、宇宙はたちまち消え失せずに、「人生、宇宙、すべての答え」が正確に突き止めてしまうため記憶を自分で消したのでは無かろうかと思う。しかし、それは不毛、でもやるんだよ!と
また、「銀河ヒッチハイク・ガイド」サーガの劇中で、「人生、宇宙、すべての答え」を問うため、超知性汎次元生命体(ねずみ)が、スーパーコンピューターのディープ・ソートに演算させ、答えを「42」と、はじき出す。それでは何もわからないので、「42」という答えの導き方や、更に良い意味を問える正確な問題の出し方を問う為、ディープ・ソートよりも更に賢いコンピューター地球をディープ・ソートに設計させ建造し演算させる、しかし、答えを割り出す直前に地球はあっけなく破壊される。 このエピソードって、欲望が赴くままに働く不毛なバグチェックやアップデートみたいだなぁって思った。
ダグラス・アダムス(Douglas Adams) このサイトむちゃくちゃ詳しい ‘‘‘銀河ヒッチハイク・ガイド‘‘‘ SF・ファンタジー・ホラー@2ch The Hitchhiker's Guide to the Galaxy (2005)映画の一部がみられる "So Long, and Thanks for All the Fish" かわいい。
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