2005/08/28 (Sun)
林家二楽「二楽劇場」@池袋演芸場 8月27日(土) を見る。以前、圓朝まつりに行った際、ウルトラ怪獣やらの切り絵の人をみかけていて若い人でも、寄席で切り絵をする人がいるらしいと気になっていた、その後なんとなく調べた結果多分、この林家二楽さんだったんじゃないか?と思っている。 それから、この林家二楽さんの独演会の機会を待っていてついに見る事が出来ました。会場で事前にアンケート、それを元に抽選でその答えをナゾって二楽さんが切り絵をしてくれます。 アンケートの問いは 「カッコいいけど、カッコ悪かった事、、、」 「あなたの気になる一文字」 この気になる一文字、ぼんやり縁起でもないのですが「死」という言葉が浮かんで書いたら、くじ引き式で一番に採用になってしまいました。切る作業は数分で、しかもお話しながら作っていただけます。絵画ではよくある主題ですが、なかなか難しい題材だなと思ったのですが、図像に幾つか決まったパターンがあるようで、それで風景を作って図像を組み立てているようでした。(図像参考)なるべく、一発切りで、崖のように遠くに人が居るように書き割りを作っていることが多いようでした。僕のリクエストのほかに 「乱」「美」「えん(武器をお蔵入りさせる意味の漢字があるようです)」「情」などで一幕 二幕目は、友人の噺家さんを読んで切り絵による大喜利。OHPスライドショーによる二楽さんの生い立ち紹介。 三幕目はOHPを使った切り絵のショー。スマップの「世界に一つだけの花」に、様々な花のある風景、古典的な書き割り風景有り、反戦的な物、ロッキン・フラワーがゴミ捨て場にあるなど現代的な風景含めいろんな花の風景を、手で一枚一枚置き換えて唄に会わせた物語。技法として結構古典的というか、今時のFLASHなどでやると意図も簡単にできるようなことだけど、一枚一枚手で変えて動かしてるアナログな映像の味わいが良かったです。このOHPショーのことをなんとなくネットで調べて気になっていて、それが見られて良かったです。あとアドリブのお話も面白かったです。
10/17(mon) 紙工落語 その10 @東京芸術劇場小ホール 林家二楽・桂小南治 本当の兄弟会 前売り予約500円引き(落語協会に電話か、桂小南冶HPにて) 大人入場料2500円とのこと
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