2004/11/20 (Sat)
最近マチス展のカタログを見ていて気づいたことがある。
絵を描くというのは技術だし、絵を描かないとか絵を消すのはセンスだと思う。
このセンスは、知覚というか構想というかハッキリとした意味合いが浮かばないんですが。技術が先走ってはいけないし、センスが先走ってもいけない。
技術を力業でわっと言わせることもできるかもしれないけれど、そういうものは飽きやすいし、センスが先走っても物足りない。
そうおもいつつデ・クニーングの言葉も思い出す。
「絵を、描くことはばからしいが、描かないことも馬鹿らしい」
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