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yamauchinamu

news / data:2004/01/06 (Tue)

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2004/01/06 (Tue)

去年聴いた音楽で印象的なものをあげてみました。特に去年出たアルバムでなかったりもしますが、去年僕が聴いたものが主です。
あと割と友達からメッセとかでMP3でもらったりとか、CDをリッピングして聴いたりとかで、聴くときはアルバム単位でアルバム順で音楽を聴く概念が段々崩れてきている印象があります。

fairground attraction KAWASAKI live in japan 02.07.89
気がついたら売ってた。実は聴いたのは2004の一月だったけど。出たのが去年のようなので、滑り込みで入れたい。僕が中学生の頃多分CDがすり切れるまで一番良く聴いたCDがfairground attractionのアルバムで、中学3年のころの夏、いつもの図書館でロッキンオンのfairground attraction記事を読みながら、「なんで俺は今日、金沢にいるんだ!」と思っていたのが懐かしい。それは彼らのライブが関東のほうでやっていて、来る前から日程を把握し、でもなんか泊まり込みで行くには、コネない、金ない、理由ない。だけど凄く悶々としていたような。そのうえ「受験生だし、県外だし」とむーっとしていて、アレが初めて県外(富山や福井でなくて)に凄く出てみたいと初めて思ったことだったかもしれません。
そのご、あの時のライブの模様は衛星でやっていたのでビデオとっててすり切れるほど見たりしてました。このライブ多分fairground attractionの2ndの予定曲とか演奏していて、その曲も凄くよかった「walt continue」とか、あと演奏と会場のレスポンスも良くてそれで演奏も面白くなる、きっと良いライブってこういうの言うんだろうなぁって、ライブもそんなない僕が思ったですよ。
結局、そののちアッサリ解散したので、永久にfairground attractionの来日はおろか2ndも無くて、しょうがなくシングルとか探してB面とかに、あのライブでやっていた曲ないかなぁ?と豆に探して聴いていた頃を思い出します。
回想ばかりでなんですが、今聴いても良いなって思うのは、良いライブのお手本を感じるところです。
あの時のライブの模様はこちらのサイトが詳しいです

古今東西/森高千里
僕は松浦亜弥を聞くまでアイドルは殆ど聴こうとしなかった。それまで聴いていたモノといえばポストロックでブレークビーツというか曲の構造で聴いていてアイドルや歌謡曲を聴くようになって歌詞と曲の絡みみたいことを良くかんがえるようになったし、歌謡曲の独自のグルーヴや世界観もまた面白いモンだとおもうようになった。彼女の音楽を聴いてからハロプロや東京パフォーマンスガールやCOCOみたいものも聴くようになったし演歌も聴くようになった。そんなこんなで行き着いたのが森高千里、いままで彼女の曲も聴く機会もあったけど良くある彼女のイメージ「ハエ男」とか、美脚とか、アイドルのコスプレみたい衣装のアイドル姿とかどうもピンと来なかった。しかし「この街」という曲を知ってから僕が好きになれる彼女の良いところを見つけられるようになった気がする。「この街」に関して言えば、ユーロ調、ベタな歌詞、語りと一曲の中にあり得ない組み合わせが合わさることで最高に発揮する。デコンストラクショーン。

■2menyとか、mashupモノ
2menyDJの音源とか、mashupとかバスタードポップとかいわれるものを聴いたとき、ああ2chとかでアイドルもリミクスものとかやるような感じで、海外の人とかDJとかやるとこうなるんだと、例えばシーケンスソフトのアシッドをDJの為に使うとこうなるんだ、アハハンと、自分でも作り出すと面白いし、聴いたことが、ソフトを使ってみる良い切っ掛けになった、オモロ。

I am the One/串田アキラ
串田アキラのベスト。「宇宙刑事ギャバン」とか「ジライヤ」和製ソウルミュージックやりたい人が気がついたら、アニソン界の大物に。
シュールレアリズムを勉強していた人がウルトラマンを作ったように、日本には外からの文化はそんな風に受け入れられていくのだなぁと思う一枚。

赤いフリージア/メロン記念日
お手本のようなアイドルポップらしいアイドルポップ。だけど最近のアイドルの曲にこのような曲が少ないのは残念な話。

■BEST/S#arp
友人からK-popのアーティストを幾つか教えてもらってその中で聴いて良かったものを買ってみた。韓国には、日本で言うところの吉幾三、マークパンサー、ユウキ(EEjump)のインチキなヒプホプ系譜がいっぱいあるみたいで楽しい。今の日本にはない覇気感が合って良い。ただハングルがよめないのでどうやって検討付けて良いか分からない。

ハルカリベーコン/ハルカリ
ニュースクールがリバイバルしたような音楽は、キックザカンクルとかジェラシック5とかリップスライムとかN.A.R.D.とかどうも上手いんだけど「あぁ」感があってどうもピンとこなかったけど、これは直撃で素晴らしかった。なんだろ今までのヒッホップの人はどうも良くも悪くも、こうありたいでもできないとか変なコンプレックス感があったけれど、彼女たちには全くそういうところが感じなくて良かった「ストロベリーチップス」も素晴らしかった。

El Malo/Willie Colon
一昔良くレコードで聴いていたけど、気がついたらCDの再発。ニューヨークの若いキューバ人による想像によるの音楽サルサ。そもそも60年代半ばのニューヨークでニューヨークに住んでる人によるサルサがヒットしたんだろうか?当時のことはよく知らないけど疑問だ。彼らの評価はレアグルーヴやヒプホプネタによる再評価の方が強かったのでは?それはマーチン・デニーのオリエンタルな音楽でも、デューク・エリントン・のアフリカでも。そんなこんなで今年はトロピカルな米米クラブはキます。東京と南国を浪漫飛行します。

DISCO FINE 〜PWL HITS
思い出したように昨年前半ぐらいから?new kids on the blockや stepsなどPWLものを聞き返したりしだして、やっぱりこのウキウキ感やチャラさや、それに伴う恥ずかしさは良い物だと思って聴いていた。そういえばBabeの「give me up」とか中学の頃に運動会のチームの応援歌として替え歌にして歌わされたなとか、思い出しながら。そんな聞き返しをしながら、たとえば大ヒットしたPWLの次の時代のアシッドハウスもスムーズに聴けそう、来年の今頃リズムボックスの808や303の音色は美しいとかいう予感。
FINEとかNOWのシリーズって昔は恥ずかしくてなんか嫌だったんですが、結構お得感があって良いしBOOKOFFとかなら300円や100円で手に入って嬉しいです。
あー、しかしPWLの関係ではブルーメルセデツが一番聴きたいんだけどないなぁと。

■秋の夜、渋谷であった反戦デモ
昼の部は到着に遅れて殆ど見られなかったけれどデモの間やっていたECDのフリースタイルは格好良かった。ECDという人はスキルが特に上手いとは思わないけれど、見せたいことが伝わる方法を確実に分かってる人で、そういう人は下手に上手い人より全然凄い。あと野外DJで渋谷パルコ付近で、パブリックエナミーの「fight the power」
がかかったとき「ワォー!」と込み上げるものがあった。




  
Up, Up and Away