2003/07/09 (Wed)
アートを見る。
と僕が偉そうに言ったとこで突っ込み入るのがオチなので、どんどん入れて下さい。
1.まずコレクションがある程度纏まった美術館の常設を見る。例えば
関東だと、原美術館(東京/品川、群馬)、東京都近代美術館、ブリジストン美術館、東京都現代美術館、川村記念美術館
地方だと、大原美術館(岡山)、愛知県芸術文化センター、豊田市美術館、富山市近代美術館、国立国際美術館(大阪)、京都国立近代美術館、国立京都博物館、ひろしま美術館、ベネッセハウス直島文化村(香川県)、北九州市立美術館など。出来れば海外の有名美術館も見た方が良いけど。僕もナカナカ行った試しがないので(w。
2.美術手帖は、美術版ロッキングオンだと思って目を通すが、偏りが激しいのでその他の文脈の紹介記事も目を通す。
3.作品解析をする。
ネタを見つけてそれなりの公式を見つけてみる。それが出来るとそれなりに評価はされる。
(ゴードン・マッタ・クラーク + ドナルドジャッド) X 反動物愛護=デミアン・ハースト
デミアン・ハーストだと反動物愛護がただのネタのように感じて本気度が足りない、ジュークだったとしてもセンスがあんま面白くないと僕は思いますが。
でも、本当はどうでも良い物ほど話題にしやすかったりもする。
でも、こうゆうことはあんまり面白くないよね?
4.アートの古典的で基本的な問題を探す。そして現代の物でそれを当てはめて見る。
絵画で良くあるのは、イメージの転写、記録、複製などコピーペーストテクノロジーの問題。技術的には写真や版画やトレースなど。
例えば、ベロニカのハンカチやトリノの聖骸布
普通に考えて、死体の上に布を置くだけで写真のネガのように写りこむのは可笑しいとか、汚い顔を布で拭けば魚拓のように凹凸で突き出たところが黒ずむはずなのにそうならないのは可笑しいとか、考えながらベロニカのハンカチが描かれた絵を見てると。布(キャンバス)という作品の支持体の上に布を見てるような?画中画や、劇中劇的な主題のように見えてきて面白かったりもする。
絵画のコピペ問題はあくまでテーマと見方の一例ということで。
4.の話音楽の話に置き換えるとしたら、音楽の演奏と楽譜や録音された媒体との関係や、引用やサンプリングやカバーの話になると思います。
ってどうですかね?偉そう?
あと、アートを見る話と市場性や話題性の話は別の話。
アート作品の神経衰弱とパズル Braqueが少しムズい。
Alberto Giacometti/Suspended Ball ジャコメッティ/つるされた球 昨日読んでた本にはkunst museum basel(コレクションが良い)にあったけど、今検索したらTate Galleryと出てきた、何処なんだろう?
マイケルジャクソン関係 キャプテン EOのDVDとムーンウォーカーのメガドラ
デンマークのJewish Museumも、リベスキンドがやるっぽ。
あーる盤 一度廃盤になった音盤をCDRで焼いてくれるサービスみたいです。
ヴェロニカのハンカチ色々
bluemark.co.jp 斎藤寿大 菊地敦己
むにょむにょするFLASH (dotimpactquarterview)
A Tribe Called Quest 再結成アルバム制作へ (music news garage)
80年代にトゥーリアってディスコで大型の照明が落ちて死者が出る事故があったんですが、その後六本木ジャングルベースってヒプホプ系のイベントスペースになったりしてましたが今どうなったんでしょうか?ジャングルベースに行った当時「トゥーリアの亡霊が出てきてあの場所は続かない」と聞いた気がします。 (トゥーリアはcheck your mikeの会場だったみたいですね、ジャングルベースで昔pete rock & C.L.smooth + ブラン ヌビアンのライブには行きました) で、最近何人かの人にバブル期全盛のディスコイベントやりましょうよ!と言われるんですが、一提案。イベントの最後、キラキラの天上が上から落ちてきて、又は床が地震で抜けて、みんな即死で、誰かに「金ピカ80年代(リバイバル)の終わり」とか言われたりすんの。
「犯人も手口も既にわかってるのに、事件がさっぱりわからんですよ」盗まれた手紙 昔、こんな事件があった。1988/2/22(柴田あゆみの誕生日、僕が13才になった次の日) 東京世田谷の砧南中学校の校庭に"机が9の形で並べられる。僕は電気グルーヴについて良くしらないけどこのジャケってこの事件がモデルだよね?多分。あれは一体なんだったんでしょうね?
ああ、メロン記念日ファンの皆様(計2名)ありがとうございます。御意見ありがとうございます。 >南波杏と、柴田あゆみ(メロン記念日)が似てると思ってるのは僕だけなんだろうか? にレス頂きました。あいにくgoogle先生の回答率は低いようですが気がついてる人は気がついてるってことみたいですね。BUBKAにもそういう記事が載ってたそうで。 もうちっとメロン記念日が一般にメジャーだったら、南波杏ではなく「柴田あけみ」とかになってたかもしれませんね。
昨日吉田アミさんのはてなを一通り読んでたんですが、彼女の美術のコメントを読んでいて、彼女がどうの?って訳でもないんですが、一般に現代美術の感想で言われて話題になる言説は殆ど「かっこい、かわいい、気持ち悪い」の一言系が言える事か?「これってアートなの?道徳的にどうなの?」って話なんですよね。 なんかこういうことを言いたげなアーティストも嫌だし、その程度の話してインテリぶってるアートファンも嫌なんですけど、あの世界はそういう人以外でどの位成り立っているか?よくわからないけど経済効果はどんなもん?とか考えると何か憂鬱になります。 基本的に現代美術に限らず、アートってもんはみるたびに、違う切り口で見ることが出来る作品が良い作品だと思うし、読み手も一つの作品を見るために受動的では、いくなくてある程度別の作品を見たり考えたり必要だと思うんですが。で、作品でも直感的に良い物もあるし、(シュールレアリズムとか)作品自体はあんまり面白くないけど、読み込む要素や派生することが多い作品もあるとおもうんですけどね。 でも話題として一言系言説や、アートなの?系言説ばかり聞いてると現代美術って退屈だなぁと正直に思います。
積ん読状態になってた視覚論/ハル・フォスター編を読み出したら、以前から読みたかったロザリンド・クラウスのアニメ/動画論が出てきた。わーい。やっぱり積ん読やっぱりダメだなと。(笑)
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