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yamauchinamu

news / data:2003/05/30 (Fri)

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2003/05/30 (Fri)

mainichi.co.jp/イラク戦争がもたらしたもの 市民の笑顔が語る「自由」
大量破壊兵器って何処?

やっと見られました。グル・ダット監督の「渇き」。
以前「映画千一夜 (上)(下)」(淀川長治・蓮實重彦・山田宏一共著)を読んでいて、一番見たくなったのがこの映画で確かに観るか観ないかは、人生にかかわる問題だと思いました。
ストーリー(ネタバレ)
 娼婦が二束三文の詩集を拾う。その娼婦がある日貧乏な男に絡まれるが、あとでその男が詩人の男だと気付く。その男がある日出版社に詩人でなく会社員として雇われるが、その会社婦人が、昔詩人が詩をあてた元カノで、社長にばれてクビ。詩人は放浪するが兄弟も相手してくれない。
 浮浪者に詩人が上着をめぐんた直後、浮浪者と詩人が列車に牽かれそうになり、事実、詩人は記憶喪失、浮浪者は即死で、世の中ではその詩人が死んだことになる。
 娼婦が全財産もって、あの出版社の社長に出版してとせがまれ嫌々出版したら、大ヒット。詩人の兄弟など会社にお金をせびり、詩人は臨終で自分の詩を聞いて記憶を取り戻すが、精神病院おくり→なんとか脱出してバスにのると、盛大な自分の葬儀場にいくと、本人登場に騒動。後日記者会見で「社会が嫌になり」自分はその詩人ではないと偽り告白。娼婦と詩人がフォーリンラヴ。おわり。


 はじめ話を聞いた時点で、わりと僕が好きなストーリー展開に見えた(少人数の参加者で登場人物の役割、上下関係がどんどんかわるような話)でも、ビデオもDVDも全然ない環境なので、何時見られるんだろうなぁと思ってました。
 見た感想は、インド映画なのでミュージカル仕立てが可笑しい、分かりやすいオーバーな演技(特に精神病院は動物園のよう)。詩人が死にかけるシーンの役割交換は巧妙。現代劇で十分出来そう、テキストサイトの管理人(詩人)+金持ち女子高生(娼婦)+出版社社長+社長夫人+フリーターの人(詩人の友人のマッサージ師)+ホームレス、場所は上野浅草御茶ノ水付近とかで。

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つげ義春 海外でも評価
つげ義春の「海辺の叙景」という漫画が好きです。


  
Up, Up and Away