2003/04/28 (Mon)
>別冊宝島フリッパーズ・ギターと「渋谷系の時代」
あの本を読んでて、当時は「映画や音楽や文学が好きな若者が...」と言う書き方は良く出てくる、あの本でなくても。僕はスタンス的にアートは?無いんですか。(いや会って欲しい)とか思うのですが、思い出すに、梅屋敷レントゲン芸術研究所(村上隆、中原浩大、ヤノベケンジ)、P-house(ここも初めは渋谷のNOAだった岡崎京子の展示など)、長島由里枝とそのクローン写真家、マイク・ケリーの西海岸CALアーツ系、椹木野衣+上野俊哉+野々村文宏あたりのポスト?新人類系の読み物、フロッケ展などなど。
確かに僕が高校生だった頃あんま色々アートのことがわかってなかったので当時で言えば中原浩大やマイク・ケリーは凄い面白いと思ったし、椹木野衣+上野俊哉+野々村文宏あたりの授業を聞きたいと多摩美か武蔵美を志願した気がします(当時はニューアカをよく知らなかった)。
いやでも美大に僕が美大に行きたいと思ったのは、美術やりたいとかってワケじゃ全然なくて、ターンテーブルやサンプラーを使って音楽やりたいなぁって簡単に思ってました。
でも、当時これから音楽でも文学でも美術でもやるなら、基本的に歴史や批評や作品の読みが出来るのは当然のこととは思いましたが、やっぱりその方面で基本的な技術、美術なら色感や構成力や技術、音楽だと譜面が読めるとか楽器がちゃんと弾けないとダメだと思ったので、僕には音楽を演奏する基本的な素養がなかったので、じゃあ美術やろうかと思ったように思います。でもそう思い出したと同時に、そういう音楽の聴き方や美術に対する関心が無くなってきて、そんな物心が付く前から好きだったジャスパー・ジョーンズやセザンヌでも見てるほうがよっぽど面白かった。それが大学1年の終り頃か。かといってじゃあ何を描く何をすると、直ぐに出来たもんでもなかったな。そんな頃に関心をもったりのがしたのが岡崎乾二郎さんだったりするんですがそれは又、別の話。(ところで、オザケンとオカケンって繋がるんですか?語呂が良いだけですけど(笑)否なんとなく)
しかし僕はあの頃、下北沢のスリッツや梅屋敷のレントゲンに凄い興味あった訳でもなく行ったけど、同じぐらいの年で行きたくても行かなかった人もいるだろうし、僕は世代的にも歴史的にもある境目にいるんだろうなぁとか思った。いやそのことは考えても無かったのですが、いろんな方面の色んな人が言うのでそうかなぁと思うだけなんですが。(ところで僕は75年生まれなんですが老けてる?)
なんか「別冊宝島フリ,,,」を読んでるといろんなこと思い出すなぁ。とりとめなく。
今日「サンダーバード」と、「ひょっこりひょうたん島」見たんですが、「ひょっこりひょうたん島」は10年程前やってたリメイク版の再放送みたいですね。当時わりと楽しみに見ていたので懐かしいです。挿入歌も口ずさめそうです。話もわりと思い出せるので偶に見ると良さそうです。今の「ひょっこりひょうたん島」あんまり興味なかったんですが、やっぱりみんなキャラや言葉使いが可愛いですね。モー娘。が「ひょっこりひょうたん島」のカバーをすると言われたころ、僕のモーヲタ界隈の界隈でも10年前の放送が懐かしいとか言う話題もあんまり聞かなかったんで、あんま見られてなかったのかなぁ?!と思った。
崖ハウス
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