aboutnewscalendartextbbssearchmailTHE WIZARD OF SPEED AND TIMEmobile

yamauchinamu

news / data:2003/03/09 (Sun)

/ 2002 2003 2004 2005

2003/03/09 (Sun)

「萬來舎・ノグチルーム」公開
に行ってきました。
昔、都現美でアンソニー・カロ展があったとき岡崎さんが展評で、会場設定した安藤忠雄のことを「カロとノグチの違いもわかんない奴」みたいことを言っていたが。元々ノグチにあまり興味なかったこともあって、違いがあるのはわかっても、どう違うのか良く分からなかった。
ノグチルーム(写真はここでも参照のこと)の中庭を見て、少しわかった。ノグチは枯山水の展開で彫刻を作っていて、周りの自然環境にカメレオンのように違和感なく作品を作り置く、それに対してカロは複数の台座とさせるような設定をすることで場所と作品の関係性を作っていく、(うーん例えばフォリダの中に複数のフォルダーを詰め込んで、それを開いていくと何処の階層に何があるかよくわかんなくなる感じと言って良いのかな)そういう違いかなと。
ノグチルームは窓枠の作りが障子みたいな作りが気になった、それは谷口吉郎か。

思ったより行列だった。行列をついてたとき後ろにいた親子の会話
子供が地面を見て
子「虫を探してるの」
子「蟻が居ないねぇ」
親「そうねぇ」
子「珍しいから面白いの!」(多分、蟻が)

この会話を聴いてノグチルームを見に来た僕とかも「珍しいから面白いの!」と思って来てるのかもなぁと思った。

慶応ボーイのインパラなんかにゃ負けはしないぜ〜♪

はじめてだったけど慶応大学の建物は思ったより面白かった。モルタルと木造を組み合わせた洋館建築や、コルビジェのドミノ式と和風コルビジェに特徴的な木造建築のような梁の通った建物(丹下健三や坂倉準三とかのような予感)。最近少し建築の見方が分かってきた気がする。誰なんだろ?

そういえばRELAXは、コロコロコミックでも、流し見立ち読み程度で流すけど、最近?前からあったのか?建築コーナーが出てきて、前月号は吉田五十八だったし、今月は野口ルームと、ファッション誌にしては意外な感じがして釘付けになりますね。

吉田五十八や、堀口捨巳村野藤吾伊東忠太の建築はもっと見てみたいと思っています。

キェシロフスキ「I'm so-so」を見た。初めにイレーヌ・ジャコブのビデオメッセージを見て、ジャコブが老けてることに驚いた。もうねウッディアレンもそうだけど。勿論自分もそうなんだけど。日本の俳優や友人はある程度定期的に顔あわすぶん何とも思わないけど、外人の人は頻繁でない分、落差も大きい。そうそう萬來舎・ノグチルームで偶然会った大学の友人にも子連れになってて不思議な気分だった。世の中の流れに遅れて老け込んでいく俺がココにいるよ。ここにillぜぇ!

「I'm so-so」のエピソードで気になったこと、
WTCか何か天災が起きたとき、NYの鼠もフランスの鼠もそれに気付くことが出来た(日本の鯰みたいもんか?)でも人間にはその危険予知は出来なかった。

キェシロフスキが6才の頃、ボーランドの町中で象を見た。(その土地には象なんていないとされている)でもキェシロフスキはそれを見たと確信している。世の中には不可思議なことも当然のようにある。
僕にも、こういうことが4才か5才の頃あった。勿論僕も確信してるところがある。今僕の目の前に松浦さんが現れて欲しいと思った。

「偶然」のエピソードに触れて、何か一つの出来事で運命が分かれても、その人自身は変わらない。ただその人の周辺の政治性が変わる。運命とは政治性の変化のこと?

「I'm so-so」は、アメリカの文化は肌に合わないエピソードのことで、アメリカで「最近どうだい?」と聴かれたらアメリカでは普通に「絶好調だと」と答える。でもキェシロフスキなど「まぁまぁ(I'm so-so)」と答えてしまう。僕もそうだ、アメリカ文化はネタには出来ても本質的に理解出来ない。

遺作heaven
ダンテの神曲を引いてテーマ別に作ろうとしたとか
「キェシロフスキの世界」クシシュトフ キェシロフスキ (著), Krzysztof Kie´slowski (原著), 和久本 みさ子 (翻訳)
品切れー。

ファーレ立川
ファーレ立川は家から凄く近いので興味ある人がいれば適当に案内しやす。都合があえば
ヴィト・アコンチ
Vito Acconci
ドナルド・ジャッド
Donald Judd
Chinati Foundation
ロバート・ラウシェンバーグ
ラウシェンバーグにしてはヘボイ。
Robert Rauschenberg
岡崎乾二郎
google岡崎乾二郎
白井美穂
ゴダールの気狂いピエロの一シーンを再現した写真。

PUMAの広告

artforum3月号
80年代アートリバイバル
80年代のアートの話題と言って思い出すのは、ニューペインティングだとか、neogioとかNY系がメインストリームな話題になりがちにですが、あの頃のあの手の人々を見て思うのは、アートディーリングは上手くなったけど、作品に対する見解がアホになったよねという印象があります。
で、今80年代ごろのアートで面白かったなぁって思うのは例えば、マイク・ケリーとかJeff Wallとか、エリック・フィッシェルとか西海岸系だよなぁと思います。
80年代アートで思い出すのは、都現美にナムジュンパイクのビデオアーカイブがそろってて、多分当時はアートアンドテクノロジーと言われたはずだけど、今見ると80年代の「マックスヘッドルーム」やMTVの当時の先端CGが今は、ちとキッチュで可笑しく見えるというか、ああゆうふうに見えるんですよね。アートとして面白いとかって話じゃないけど。
そのartforum3月号の表紙に写ってるPeter Halleyの、index magazineは一時期日本版もあったけど内容が全く翻訳しただけで、日本事情があまりないのであっけなくなくなったけれど、どうやら本体のほうも廃刊したきがします。index magazineのサイトは、Aphex Twin, Kim Gordon/Thurston Moore, Marc Jacobs, Kool Keith, Rem Koolhaas, John Waters, と色々記事がアーカイブになってるので興味ある人は読んでみるのは良いと思う。僕も昔少し読んだけど最近忘れてきてて、アレはどうなの?と言われても答えられなかったりするのですけどね。

曽木発電所について
写真
ダム湖底のれんがなど収集舞鶴の赤れんが博物館

藤子不二雄F 「ぞうくんとりすちゃん」絵本

音階論とポピュラー音楽研究

ふうせん屋さん
マーチバルーンズ 風船の通信販売
16インチフラワーバルーン3ケ入 アソート
バルーンギフトSORA


  
Up, Up and Away